毎日、会社が楽しいと思って働いている人はあまりメリットがないので、どうぞこのページを閉じてくださって大丈夫です。
会社に行くことに疲れている人だけ、どうぞ読み進めてくださいね。
40代人生に疲れた人が、生き返る方法
40代になると、会社の中でも役職についている人もたくさんいるでしょう。
長く働いているのであれば、教える立場になり責任が増えてきている方も多いと思います。
健康についても、若い頃との違いが顕著に出始めてくるのがこの年代ですよね。
中には、自分の健康はもとより親の介護も視野に入ってくる人もいるかもしれません。
そんな中であなたは今、毎日毎日、疲れた顔で会社に行っていませんか?
寝る前に、明日もまた同じか…とため息をつきながら毎朝会社へ向かっていませんか?
そうやって、毎日毎日、興味がないこと、やりたくないことだけどみんなこぞって会社に行くのです。
なぜなら、
それが『一番楽だから』です。
切羽詰まるほど追い詰められているわけでもないし、とりあえず同じ行動をしておけば、明日も同じ状態で居られる。
明日会社行くの嫌だなと思っても、ネットで解決方法を探して、翌日はまた惰性で会社に向かうのです。
この毎日を長年繰り返してきた人は、この思考と行動がセットで習慣化されているため、簡単には抜け出せません。
意識が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、成果が変わるのだ。
-中島孝志-
私たちは、自分から強く意識して思考を変えない限り、ずっとこの状態がエンドレスになっていきます。
しかも40歳までこの状態を繰り返してきたのだとすると、この思考と行動はあなたの根っこの部分に頑丈な鎖で縛られているため、この鎖を外すことは非常に厄介なのです。
人生に疲れるのは心と行動が違うから
ここで質問です。
あなたが今の会社に居続けた場合、将来の姿が想像できますか?
おそらく、今の延長上の将来なので、おおよそのイメージはつくでしょう。
『我慢して定年まで働いて、引退後は年金でゆっくり暮らす』
例えば、こんなイメージだとします。
あなたはこの人生を望んでいるから、会社に行きたくないと思っていても辞めずに行き続けているのですよね?
その将来に向かって、
今疲れた顔で毎日仕事をしている。
そういうことになりますよね?
そして、その時間すべてが『あなたの人生』ということで、納得できるという事ですよね?
そもそも、なぜこんなにも人生に疲れている人が多いのでしょうか。
決して年齢のせいではありません。
根本的な理由はこれなのです。
『毎日やりたくないことを嫌々やっている・やらされているから』
それでも、みんな毎日会社に行くことを選びます。
なぜなら、その方が楽だからです。
とりあえず会社に行けば、そこそこ生活できます。
私も会社員生活を長くやっていたとき、頭では『会社を辞めて自分のやりたいことをやりたい!』と思うものの、なかなか重い腰を上げることができませんでした。
最後の方は、会社側から早期退職の辞令が来ないかなとか、自分が辞めないといけない状況にならないかなと、外部からの環境変化を期待するほどでした。
もしかしたら、会社が本当につらくてギリギリの状態であれば辞めることはそこまで難しくなかったのかもしれません。
逆に、嫌々だけどなんとかやれているという人は、相当な覚悟がなければ状況を変えることが難しいのです。
私たちは、会社を辞めることに対してのリスクはたくさん想像できるのに、
このままこの会社に居続けることに対してのリスクをあまり想像しようとしません。
これから定年まで20~30年の膨大な時間を、
やりたくないことに費やし、疲れた顔で毎日過ごすということを。
しかも私の場合、両親ともに60代で亡くなっています。
疲れ切ったままで人生終わる可能性だって、十分ありえるのです。
私は、この本当のリスクを考えたとき、真剣になりました。
人生は時間です。そして限られているものです。
目の前にただぶら下がる『楽さ』の代償に、
これから何十年もの時間を『楽しくもない毎日』に費やす。
正直、一体何のために生きているのかわかりませんよね。
私たちは『どれだけ多くの日々を楽しく生きるか』が、一番重要ではありませんか?
現状を手放せないのはただの執着
私の場合、当時の会社にいる理由は「給料」だけでした。
10年近く働いてきたからこそ、積みあがってきた給料。
その給料を手放す勇気が出なかったのです。
なぜなら、自分の市場価値を客観的に理解していたからです。
もし、次に雇われる側として会社員に戻るときは、今と同じ給料は絶対に貰えないとわかっていたからです。
人は、リスクを非常に嫌う生き物です。
でも、リスクなしでは、何も変わりません。
そして、先ほどもお伝えしたとおり、
このまま会社に居続けることも十分リスクはあるのです。
結局は、自分がどうしたいか、だけなのですね。
私は、『ワクワクする人生』を選びました。
そして次の仕事も決めず、まず無職になる決意をしたのです。
半年間は、自分の力で稼げる道を模索しようと思っていました。
今と同じ行動・習慣で未来が変わるわけがない
まずあなたの未来を変えるためには、
自分のゴールを設定することが重要です。
あなたが本当に『やりたいこと』をゴールに設定してください。
そしてゴールは、過去の延長線上にあるものではなく、
現状を維持したままでは絶対に達成できないものにする必要があります。
私たちは、過去の記憶は実際に体験したことなので、リアルに感じますよね。
一方、未来は体験したことではないので、リアルに感じることがなかなかできません。
そのため、ついつい過去の延長上にゴールを描いてしまいますが、過去に囚われると、自分で未来を制限していることになるので、今までの固定概念を外して決める必要があります。
私たちの人生は『過去から未来に流れているのではなく、未来から現在を通り過去に流れている』と考えましょう。
未来のゴールを設定することで、現在は『ゴール達成に必要なものしか見えない』状態になります。
例えば、私のゴールが『YouTubeになって自分の思想を伝えて、世の中の人たちを笑顔にしたい」だったとします。
そうすると、「会社を辞めるか」「会社を辞めないか」という選択肢をひとつとっても「会社を辞める」を選択することができます。
もし、ゴールがなく過去の延長上で判断してしまうと「会社を辞めない」となるのです。
もしかしたら、意味もなく「迷い続ける」のかもしれません。
このように、過去に縛られるのではなく、自分のゴールに縛られるようになると、『ゴール側からみて、何が重要かを決めている』ということになっていきます。
ゴール側からみると、選択する自我は変わっていくのです。
そして、今までの概念が外れて、今まで見ようとしなかった新しいものが見えてくるようになります。
言い換えると『ゴールがない時は過去に生きている』ということなのです。
ゴールがない人は、過去の記憶の中で重要と思えるものしか見ません。
だから、過去の記憶から選んだ場合は、何も見えてきません。
ただ毎日、過去に縛られ、過去の思い出に浸っているだけなのですね。