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会社に行きたくない!鬱になっても会社は面倒を見てくれません

あなたは、メンタル不調になったことがありますか?

当たり前のことですが、もしあなたがうつ病やメンタル不調になっても、会社はあなたの人生の保証はしてくれません。

だから絶対に、メンタル不調になるまで我慢しながら会社に行くことはないのです。

「我慢している」という認識すらなく「我慢すること」が慢性化して、自分のメンタル不調の深刻さに気付けていない人もたくさんいます。

まずは、心身が健康で元気なうちに「自分を客観的に俯瞰して見れる」ようになっておくことがとても大切です。

自分を守れるのは、会社でも他人でもなく、最終的には自分でしかないことを忘れないでください。

会社でメンタル不調になる原因

もしメンタル不調の原因が会社にあるのだとしたら、社内の人間関係こそが一番の大きな原因になっている可能性が非常に高いです。

もちろん、過剰な仕事量や勤務時間の長さで自分の時間がないことや、また顧客の関係などが原因にあがる場合もあるかもしれません。

でも、メンタル不調になるひとたちは、仕事の業務そのものへの悩み以上に、職場内における「人間関係」の問題によってメンタル不調になっている場合が非常に多いのです。

わたしも以前、鬱まではならなかったものの、かなり精神が病んでしまった頃がありました。

原因は、直属の上司である営業部長でした。
今でいうと、パワハラだと断言できるほどの暴言と圧力を毎日浴びせられていました。

当時わたしは営業でしたが、この部長は営業部の一部のメンバーにこのようなことを日常的に言っていました。
「腐ったみかんはみんなを腐らせるだけでいらねえんだよ」
「おまえはこういう人間だから〇〇なんだ」
「おまえは給料泥棒だ」
「やらねぇんだったら辞めてしまえよ」

こんなことは日常茶飯事です。

もちろん、みんなの前で怒鳴られる時もあれば、電話口で集中攻撃を受けることもありますし、朝は機嫌が悪いときは挨拶もしてくれません。
自分の機嫌が悪いとすぐにキレてしまうような人でした。

断言します。
こういった感情的にキレる人には、絶対に関わってはいけないのです。
あなたに何もいい影響を与えてくれません。

まず、怒鳴ったりキレたりして高圧的な言葉や態度をとってくる人は、相手と向き合って何かを伝えようとしているわけではなく、自分に服従させることが目的になっています。

関わりたくもないけど、上司だからどうしようもないと言われるかもしれませんが、そんな人を上にする会社はできるだけ早くに辞めた方がいいです。

こういう上司がいる限りYESマンは量産できても、優秀な部下は育ちませんよね。上司の仕事のひとつは部下を育てることです。それができない限り、会社の成長もないのです。

さらに優秀な人材はさっさと辞めてしまうので、こういった価値観を持った上司が変わらない限り、会社も廃れていくだけだからです。

縦組織の企業では、上が変わることで会社や環境を変えることは可能ですが、下のひとたちが会社や上を変えることはなかなか難しいものです。

だから、そういった上司がいる場合は、関わらないようにしてください。

会社のことや同じチームの人に迷惑をかけてしまうと気にするのかもしれませんが、会社はあなたひとり辞めても、どうとでもなることを忘れてはいけません。

わたしの当時の社長も、部長のパワハラのことを知っていました。
でもその部長が会社の実績をつくっていることは事実だったため、何も変わることはありませんでした。

そのうちYESマンだけが量産されていき、部下の間ではその部長への不満や悪口が常に蔓延し、今日の部長の機嫌はどうかというくだらない共有から朝が始まっていました。

わたしは、ほどなく違う部署に異動できましたが、あのまま営業部に居続けたら、間違いなく辞めていたと思います。

実際にその後、その部長が原因で辞めていった人も何人かいました。
精神的に病んでしまった同僚と一緒に、人事へ相談にいったこともありますが結局変わりませんでした。

そういった会社に留まる必要が本当にありますか?

当事者は、客観的に見れなくなる

メンタルが病んでしまった頃も、わたしは自分を客観的に見れていると思っていましたが、今思うと全く見れてはいませんでした。

精神的な不調は、毎日毎日の積み重ねで徐々に病んでいくため、本人でも非常にわかりづらいものです。
どこから不調なのかという線引きも難しいものです。

わたしも当時は、毎日毎日上司に会うことで徐々に視野が狭くなっていきました。

上司に言われるがまま「自分は価値のない人間なのかもしれない」と思うようになっていましたし、いつしか抑えつけられ、自分の意見も発言できなくなり、いつも上司の気をつかって仕事をしていました。

さらにそういった環境はメンタル系の認識が弱く、まわりから怠けていると思われてしまったり、自分も怠けだと感じて我慢してしまいがちです。

当事者になると、自分を俯瞰して客観的にみることはとても難しいものなのです。

だからこそ、普段から他人にコントロールされないよう自分の軸で考え、自分の信念を貫くこと強さを磨く必要があります。

圧力をかけて人を操作しようとするひとには、絶対に従わないように信念を強く持ち、出来るだけ関わらないように距離を置いてください。

会社は誰が抜けてもいいように管理しておくもの

もし、会社を辞めると迷惑がかかると思っているのであれば、全く心配はありません。

そもそも企業は、誰かが抜けても業務がまわるように日頃から管理をしておかなければならないのです。

もちろん辞める際に、業務の引継ぎをきちんと行うことは最低限ではありますが、それ以上はその会社の管理責任の問題です。
あなたが不必要に悩む問題ではないのです。

会社を辞めるかどうかはあなたが決めることですし、過剰に気にすることはありません。

たまに「会社を辞める=裏切り者」と考える人もいますが、そういう人は無視していいのです。
わたしも昔の同僚で、このような考え方をするひとがいました。

あくまでひとつの考え方なので否定も肯定もしませんが、非常に視野が狭くなってしまう考え方だと、わたし自身は思います。
ひとつの職場を辞めることが許されないのであれば、何もできなくなりますから。

そもそも、その人の人生を決めるのはその人ですし、まわりが良いか悪いか判断するものではありません。それはただ、他人の人生に口を出しているだけですよね。

逆もそうです。あなたの人生も他人が決めるものではなく、まわりが口出しすることでもないのですから。

辞める人もたくさんの不安や格闘を乗り越えて決断したのだと思いますし、転職活動や勉強などの行動をして辞めるわけです。

その会社に全員がずっと居続けることが、会社にとってもその人にとっても、幸せなことではありませんよね。

新たな人生を応援できない、そういった新陳代謝もいいことだと思えない狭い思考になってしまうと人生楽しめませんし、新しい発見もなくなります。

だから、引継ぎをきちんして辞めれば誰が何と言おうと問題ありません。

会社を辞めることで裏切り者扱いをされるのであれば、好きなようにさせておきましょう。そう思うのも相手の自由です。

もし会社や同じチームの人に迷惑をかけてしまうと思っているなら、その優しい心は一旦横に置いておきましょう。

会社はあなたひとり辞めても、どうとでもなることを忘れてはいけません。

あなたは他人のために生きているのではないのですから、他人に振り回されないようにしてくださいね。

あなた以外にあなたの人生を生きれるひとはいないのです。
同僚や会社は、あなたではないのですから。

鬱はきちんと対処しないと大きな損失に

鬱は決して性格ではありません。
きちんと対処しないと、あなたの人生の大きな損失になることを忘れないでください。

自分はポジティブだから大丈夫ということはなく、メンタル不調は環境や状況や重なればわたしでもあなたでも、誰にでもなり得るものです。

日本はまだまだメンタル系の病に対する認識が欧米に比べて低いため、まだうつの症状を軽視し、それが慢性化してしまうことがひとつの大きな理由です。

一度メンタルを壊してしまったら、たとえその会社を辞めたとしても、あなたは一生をかけてその心の病と向き合っていかなければなりません。

この代償は、想像以上に大きいのです。

心の病気は甘く考えてはいけません。
精神的なものは簡単に治るものではなく、1年2年、いや何十年もかかる場合もあります。
それどころか行き過ぎた場合、人生自体を失って取返しがつかないことになってしまうこともあります。

まだまだ日本ではたくさんの人が自ら命を絶っているのです。
飢えて死ぬことはなくなった日本で、悲しいですよね。

また、メンタル不調は目に見えない分、周囲から「甘え」と捉えられることもあるため、さらに精神的に追い込まれることもあります。

だからこそ、自分を本当の意味で客観的に見れることが重要で、自分の置かれている状況を俯瞰して見れるメタ認知力が必要になってくるのです。

心が健康で元気なうちは「鬱になってまで会社に行く必要はない」と考えられるかもしれませんが、当事者になってしまった時、同じように考えられるかはわかりません。

真面目な人ほど、いつの間にか視野がどんどん狭くなっていき、自分の状況を客観的に見ることができなくなり、気づいた時には手遅れという場合が多いのです。

そうならないように、日頃から自分でメタ認知できるようにしていきましょう。
そして、簡単に他人に服従しない自分の強い信念が必要です。